2012.06.20 のニュース
WTI続伸84.03ドル
15日のWTI7月限は前日の83.91ドル/バーレルより続伸し、終値は0.12ドル値上がりの84.03ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、8月限が84.33ドル、9月限が84.63ドル、10月限が84.90ドル、11月限が85.24ドル、12月限が85.58ドル、1月限が85.88ドルで取引を終えた。
6月のニューヨーク連銀景気指数、6月の消費者態度指数(速報値)、5月の鉱工業生産指数が発表され、それぞれ前月から悪化し、市場予想を大幅に下回った。
そのため、19日~20日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で、米連邦準備理事会(FRB)が追加金融緩和に踏み切り、投資資金が原油市場に流入するとの観測が浮上し、原油需要増との期待感が広まり買いにつながった。
ただ、上値はそれほど伸びなかった。17日のギリシヤ議会の再選挙を前に静観ムードが漂い、高値圏では持ち高を中立状態に調整する目的の売りが出た程度だった。