2012.08.07 のニュース
WTI反落87.13ドル
2日のWTI9月限は前日の88.91ドル/バーレルより反落し、終値は1.78ドル値下がりの87.13ドルに収まった。
欧州中央銀行(ECB)が、定例理事会で政策金利を据え置きしたことは、前日、米連邦準備理事会(FRB)が追加金融緩和を見送ったことと同様であり、積極的な景気浮揚策を打ち出さなかったと市場は受け止めた。その結果、世界景気の減速化で原油需要が伸び悩むとの憶測が市場を支配した。
また、外国為替市場でドルがユーロに対して大幅に上昇したため、ドル建てで取引される原油に割高感が生じ、売りが優勢となった。