2012.08.31 のニュース
9月原油処理544万KL 前年比では42万KL増
JX日鉱日石エネルギーの8月の石油製品の月間平均卸価格は、4油種全国平均で前月比4.1円/Lの値上がりとなる見込み。
油稲別にみると、ガソリンが4・7円の値上がり、灯油が4・6円の値上がり、軽油が3・5円の値上がり、A重油が2・8円の値上がり。
卸価格は、毎週金曜日までの市況動向を総合的に勘案のうえ土曜日に改定している。油種別の月間平均改定幅は、週次改定幅を日数加重平均して算出している。4油種平均は、油種別月間平均を出荷見込数量で加重平均して算出している。
9月の月次コスト変化は、8月の原油価格等に基づき、8月比4・5円/Lの値上がりとなる。
変化理由は、中東のドバイが前月比9.41ドル値上がりの106.76ドル/バーレル、南方のSLが前月比9.50ドル値上がりの114.18ドル/バーレルに価格変動したことにより、JXエネルギーの8月の原油価格(CIF)が9.37ドル/バーレルの値上がりとなり、これを円/Lに換算すると5.02円/Lの値上がりとなる。一方、為替シートが前月比0.66円円高の79.60円/ドルとなり、これを円/Lに換算すると0.50円/Lの値下がりとなる。
それらの原油関連コスト小計が4.52円/Lの値上がり、製品輸入コストが0円/Lの値動きなし、その結果、コスト合計が4.52円/Lの値上がり。それの小数第二位の四捨五入値が値上がり価格4・5円/Lとなる。