2013.01.25 のニュース
WTI続伸96.24ドル 4日続伸、一時4ヶ月ぶり高値
22日のWTI2月限は連休前の95.56ドル/バーレルより続伸し、終値は0.68ドル値上がりの96.24ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、3月限が96.68ドル、4月限が97.07ドル、5月限が97.40ドル、6月限が97.63ドル、7月限が97.68ドル、8月限が97.54ドルで取引を終えた。
株式相場が上昇し、投資家が運用リスクを取る姿勢を強め、原油に買いを入れた。金融緩和を決めたことも相場を支えた。この追加緩和によって、日本の景気が回復に向かい、エネルギー需要が伸びれば世界の原油需給が引き締まるとの見方が広まった。
そのため、一時96.40ドルまで上昇し、昨年9月18日以来約4ヵ月ぶりの高値を付けた場面もあった。
一方、米国の経済指標では、昨年12月の中古住宅販売件数が予想に反して前月から減少したことで、投資家の景気回復期待が後退したため、下落に転じる場面もあった。