2013.02.01 のニュース
WTI続伸97.57ドル 一時97.82ドル、約4ヶ月ぶり高値
29日のWTI3月限は前日の96.44ドル/バーレルより続伸し、終値は1.13ドル値上がりの97.57ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、4月限が97.99ドル、5月限が98.35ドル、6月限が98.64ドル、7月限が98.75ドル、8月限が98.61ドル、9月限が98.29ドルで取引を終えた。
昨年11月のS&Pケース・シラー住宅価格指数が朝方発表され、主要20都市の指数が6ヵ月連続で前年同月比を上回っていた。
これを受けて、住宅市場の持ち直しで景気が回復すれば、原油需要が伸びるとの見方が広まり買いが先行した。
また、北アフリカ・中東の政情不安により、同地域の治安悪化で原油生産と輸送が滞れば、供給が減退するとの警戒感が強まり、これも相場を支える要因となつた。
そのため、一時97.82ドルまで上昇し、昨年9月17日以来約4ヵ月ぶりの高値を付けた場面もあった。