日刊ニュース

2014.06.11 のニュース

WTI反発102.66ドル 雇用統計の改善で

 週末6日のNYMEXの原油先物相場は、米国の雇用統計や株価上昇を好感し、小反発した。WTIの中心限月7月物は前日終値比0.18ドル高の102.66ドルで終了した。8月物は0.13ドル高の101.94ドルで引けた。
 原油相場は朝方、米雇用統計発表を受けて電子取引で一時103.07ドルまで上伸した。米労働省が朝方発表した5月の非農業者部門の就業者数は前月比21万7000人増と、ほぼ市場予想と一致した一方、失業率は上昇するとの予想に反し前月比横ばいの6.3%にとどまった。これを受け、米国の景気回復期待が高まったことが、原油相場の追い風となった。
 その後は、外為市場でドル買い・ユーロ売りが急加速したため、ドル建ての原油相場は割高感に圧迫され、一時102ドル台前半まで下落したが、すぐ切り返しプラス圏に浮上した。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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