2010.07.22 のニュース
WTI反発76.54ドル 中東産は小幅下げ72ドル台
19日のWTI8月限は反発して76.54ドル/バーレルとなった。前週は77ドル台から3日連続で値下がりし、77ドル台から76ドル割れ寸前まで値下がりしていたが、前週末より0.53ドルの小幅な値下がりとなり、76ドル台を維持している。
前週発表された一連の米国経済指標の悪化により、原油相場は朝方まで売り買いが交錯していたが、その後、堅調な米国株価、および対ユーロでドル安となり、ドル建て商品に対する割安感を誘ったことから、原油は買いが優勢となった。
なお、中東産原油の9月限は1ドル以内の小幅な値下がりで72ドル台となったが、ブレントの8月限は約1ドルの値上がりで76ドル台となっている。