日刊ニュース

過去のニュース一覧へ

2017.03.16 のニュース

SS倒産件数に潜む危機  

 帝国データバンクがまとめた2016年のSS倒産件数は、前年比4件減の32件となった。負債総額は約2.4倍の221億4800万円まで膨らみ、09年(345億4100万円)以来の高水準に達した。ここまで負債総額が膨らんだのは、近畿地区を中心にPBSS「ベストプライス」を展開しているアルフレックス(本社・京都市)が163億4100万円の負債を抱えて倒産したことが主因だ。件数は2年連続で前年を下回ったが、後継者の不在をはじめ、破産や負債を抱える前に自主的に廃業を決断した石油販売業者が相当数存在するとみられ、決して石油販売業者を取り巻く経営環境が好転したわけではない。

(提供元:ぜんせき)

ユーザーID:
パスワード:
ログインする
e-BISTRADE