2011.11.11 のニュース
WTI続伸96.80ドル 中東産1月限111ドル台
8日のWTI12月限は前日の95.52ドル/バーレルより続伸し、1.28ドル値上がりの96.80ドルとなり、5営業日連続の上昇となっている。これで、10月24日以来、12営業日連続で90ドル以上を堅調に維持している。
中東産の1月限は前営業日より4ドル以上大幅に続伸し、111ドル台後半となった。
中東産は10月6日の99ドル台を最後に、7日より100ドル以上を維持している。
WTIと中東産との1月限の価格差は15ドル台前半となっている。
ブレントの12月限は前日より1ドル弱続伸し、115ドル台半ばとなった。
ベルルスコーニ伊首相の辞任の見通しが好材料となり、ドルが対ユーロで下落となり、ドル建ての原油が買われることになった。
また、国際原子力機関(IEA)のイランの核計画に関する報告書の内容が発表されたことも原油買いにつながった。