日刊ニュース

2011.12.26 のニュース

WTI続伸97.22ドル 中東産2月限102ドル台

 20日のWTI1月限は前日の93.88ドル/バーレルより大幅続伸し、3.34ドル値上がりの97.22ドルとなり、14日以降の下落から、久しぶりの高値に戻してきた。
 中東産2月限は前日より1ドル以上値上がりして、102ドル台後半に乗せてきた。
 WTIと中東産との2月限の価格差は5ドル台となり、前日より縮小した。
 ブレントの1月限は前日より3ドル近く値上がりして、108ドル台前半に乗せてきた。
 3月限のWTIが97.42ドル、中東産が101ドル台半ば、ブレントが106ドル前後となっている。 
 ドイツの12月の企業景況感指数が前月と比べて改善され、米国の11月の住宅着工件数が前月と比べて増加を示し、いずれも市場予想を上回った。これを受けて、株価も上昇し、投資家のリスク回避姿勢が後退した。
 また、核問題におけるイラン制裁の先行き不透明感やカザフスタン情勢(石油会社の従業員らによる暴動)が、原油相場を支えた。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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