2012.01.18 のニュース
WTI続落98.70ドル 中東産3月限110ドル台
13日のWTI2月限は前日の99.10ドル/バーレルより続落し、0.40ドル値下がりの98.70ドルとなり、昨年12月30日最終日の価格まで下落した。
中東産3月限は前日より1ドル以上値下がりして、110ドル台前半に収まった。
WTIと中東産との3月限の価格差は11ドル台となり、前日より縮小した。
ブレントの2月限は前日より3ドル以上値下がりして、110ドル台後半に収まった。
先物4月限のWTIが99.12ドル、中東産が109ドル台前半、ブレントが110ドル台前半の相場となっている。
米格付会社スタンダード&ファースがドイツを除くフランス、イタリア、スペインなどを含めたユーロ圏主要9力国の国債価格引き下げを13日に発表するとの報道により、金融市場混乱への警戒感から原油が売られた。
欧州のイラン原油禁輸制裁措置先送りとの報道も重なり、引き続き相場の重荷となり、さらに値を落とした。