2012.02.29 のニュース
WTI続伸109.77ドル 中東産4月限121ドル台
24日のWTI4月限は前日の107.83ドル/バーレルより続伸し、1.94ドル値上がりの109.77ドルとなり、7営業日連続上昇し、昨年5月上旬以来、約9ヵ月ぶりの高水準に戻した。
中東産の4月限は前日より1ドル以上値上がりして、121ドル台半ばに乗せてきた。
WTIと中東産との4月限の価格差は前日より縮小して10ドル台後半となった。 ブレントの3月限は前日より値上がりして、124ドル台半ば乗せてきた。
先物相場5月限のWTIが110.18ドル、中東産が121ドル台前後、ブレントが123ドル台前半となっている。
イランがウラン濃縮活動を活発化させているとの報告が国際原子力機関(IAEA)より伝えられ、核開発疑惑を巡って、イランと欧米諸国との対立がさらに深まるとの懸念が相場を支配し、地政学的リスクによる原油需給逼迫観念の増大から原油買いが殺到した。