2012.03.07 のニュース
WTI反落106.70ドル 中東産5月限122ドル台
2日のWTI4月限は前日の108.84ドル/バーレルより反落し、2.14ドル値下がりの106.70ドルとなったが、4月限は依然として106ドル以上の高水準を維持している。
中東産の5月限は前日より2ドル以上値上がりして、122ドル台前半に乗せてきた。
WTIと中東産との5月限の価格差は前日より拡大して15ドル台前後となった。
ブレントの4月限は前日より値上がりして、124ドル台後半に乗せてきた。
先物相場6月限のWTIが107.64ドル、中東産が120ドル台前後、ブレントが122ドル台後半となっている。
サウジアラビア内務省報道官はロイター通信に対して、「1日のパイプライン一爆破報道の形跡はない」と言明し、爆破報道が否定されたことにより、供給逼迫観念が和らぎ、原油が売られた。また、オバマ大統領の『早計なイラン攻撃は望まない』との題目による地政学的リスクの緩和も原油売りに拍車をかけた。