2012.03.27 のニュース
WTI反落105.35ドル
22日のWTI5月限は前日の107.27ドル/バーレルより反落し、1.92ドル値下がりの105.35ドルとなったが、依然として高水準を維持している。
WTIの先物相場6月限が105.84ドル、7月限が106.29ドル、8月限が106.61ドル、9月限が106.78ドルで取引されている。
中国とユーロ圏の3月の購買担当者景気指数が前月より低下し、ドルがユーロに対して上昇、ドル建てで取引される原油の割高感から原油の売りが先行したそのため。一時104.50ドルまで値を下げたが、その後、オバマ大統領がオクラホマ州クッシングからメキシコ湾に原油を送るパイプラインの建設の認可を早めるとの意向を示したことから、それが完成すれば、クッシングの過剰在庫が解消するとの観測が広まり、原油が買い戻され、徐々に下落幅を抑えていった。