2012.04.16 のニュース
ガソリン市況を維持へ 需要回復を見込む ~連休商戦に期待強まる~
ガソリン市況対策は、4月末からの大型連休商戦に向けての取り組みとなる。仕切価格は連続して小幅な値下げとなっているため、今後は市況維持に努めることになるが、春の行楽シーズンを前にして増販が見込まれている。週動向調査(9日)では、ガソリン平均価格が158円となり、横ばいが3週続いた。仕切価格が2月から3月にかけて連続値上げとなり、ユーザー転嫁が毎週3円~4円上げという厳しい状況が続いた。その結果、販売業者には未転嫁分を残しているところも多い。現在、値下げ傾向となっていることから、市況維持が重要となる。例年、連休商戦に入ると、市況が下落するため、今月末までは市況維持に努力すべきである。
首都圏のガソリン市況は、街道沿いのSSではボトム158円であったものが、155円まで値下がりしてきた。なかには150円割れも散見されている。安値のHC、量販店では147円相場となっている。
週動向調査(9日)では、平均価格が158円の横ばいとなった。2月~3月の仕切価格の値上げが頭打ちとなり、ここにきて漸く小幅な値下げが続いたため、末端市況も全国的に下落傾向となってきた。
今回は2月13日の143円から、累計で15円の大幅な値上げとなったが、需給面でも大きな混乱がなく、短期間でこれだけ急騰するケースも珍しい。原油需要が逼迫するなどの外圧もない状況下で値上がりしたことになる。
イラン核開発疑惑問題では、アメリカから日本へのイラン産原油の輸入禁止措置が要望されたが、これも解除となり、落ち着きをみせている。
現在、原油価格が下落傾向にあって、以前よりコスト安となっているため仕切価格も小幅値下げとなり、一服状態となった。
今年の連休は28日から5月6日まで9日間の大型連休となっており、好天気が続けば増販が期待できる。昨年の4月販売は東日本大震災の影響で前年同月比12%減、5月は0.6%減と低調であったため、大幅な挽回が見込まれている。