2012.05.29 のニュース
WTI反発90.66ドル
24日のWTI7月限は前日の89.90ドル/バーレルより反発し、終値は0.76ドル値上がりの90.66ドルとなり、90ドル台を回復した。
WTIの先物相場は、8月限が90.94ドル、9月限が91.22ドル、10月限が91.46ドル、11月限が91.66ドル、12月限が91.85ドル、1月限が92.02ドルで終えた。
前日、約6ヵ月半ぶりの安値となったが、売り傾向を中立に戻す目的のため、買いに注文が入り相場を支えた。
また、イランの核開発疑惑問題をめぐる協識の結論が6月に持ち越され、産油国イランに対する原油禁輸制裁が長期にわたると、供給不足に陥り原油価格が高騰するとの期待感から買いが優勢となった。
外国為替市場では、ドルが対ユーロで下落し、ドル建てで取引される原油に割安感が生じたことも、相場の好材料となった。