2012.06.01 のニュース
WTI反落90.76ドル
29日のWTI7月限は前営業日の90.86ドル/バーレルより反落し、終値は0.10ドル値を下げ90.76ドルで取引を終えた。
WTIの先物相場は、8月限が91.09ドル、9月限が91.42ドル、10月限が91.69ドル、11月限が91.91ドル、12月限が92.12ドル、1月限が92.32ドルで終えた。
格付け会社イーガン・ジョーンズがスペイン国債の格付けを2段階引き下げたとの連絡が伝わると、欧州債務問題が一段と深刻化するとの警戒感が強まり、投資家がリスクを避けるため原油を手放した。
ただ、中国政府が景気刺激策を強化するとの情報もあって、世界経済を牽引する中国景気の回復が続けば、原油需要も増えるとの期待から、下値は抑えられた。