2012.06.07 のニュース
WTI反発83.98ドル
4日のWTI7月限は前週末の83.23ドル/バーレルより反発し、終値は0.75ドル値上がりの83.98ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、8月限が84.27ドル、9月限が84.56ドル、10月限が84.84ドル、11月限が85.09ドル、12月限が85.33ドル、1月限が85.55ドルで取引を終えた。
相場が約8ヵ月ぶりの安値となったことで、戻りを期待した買いが入った。
また、国際金融市場の動揺を背景にして、主要国が欧州債務危機の対策づくりに取り組むとの期待感から、原油の買い戻しが先行した。
さらに、「ユーロ共同債」構想や域内銀行の救済に伴う負担に関して、難色を示していたドイツに軟化の兆しありと報じられると、これが買いの好材料となった。
一時は、夕刻の時間外取引で84ドル台前半まで上昇する一幕があった。