2010.08.19 のニュース
WTI続落75.24ドル 中東産も下げで72ドル台
16日のWTI9月限は、続落して75.24ドル/バーレルとなり、5営業日連続の値下がりとなった。前週末13日の75.39ドルより0.15ドルの小幅な値下がりとなっている。1週間前9日の81.48ドルから一気に6.24ドルの大幅な値下がりとなった。
4~6月の日本の実質GDP速報値が、前週比0.1%増となったが、事前予想を下回ったこと、8月のニューヨーク州製造業景況指数の低い伸びなど、日米の経済指標が弱い数字となり、石油需要減退への懸念が台頭した。
これらが相場を圧迫した一方、対主要通貨でのドル安が支援材料となったものの、約1ヵ月ぶりの安値となっている。
なお、中東産原油の10月限は1ドル以内の値下がりで72ドル台となった。また、ブレントの9月限も小幅な値下がりで75ドル台となっている。