2012.06.22 のニュース
WTI反発84.03ドル
19日のWTI7月限は前日の83.27ドル/バーレルより反発し、終値は0.76ドル値上がりの84.03ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、8月限が84.35ドル、9月限が84.68ドル、10月限が85.00ドル、11月限が85.35ドル、12月限が85.67ドル、1月限が85.97ドルで取引を終えた。
20日に公表されるFOMC声明で追加の金融緩和政策が発表されるとの期待や、G20で欧州の銀行同盟についての協議が前進するとの観測が相場を牽引し、米株式相場が上昇、投資家が運用リスクを回避する姿勢を弱めたことで、価格変動リスクの大きい原油買いが優勢となった。
また、外国為替市場でドルがユーロに対して下落し、ドル建てで取引される原油に割安感が生じ、これが買いの好材料となった。