2012.07.02 のニュース
ガソリン7月には市況対策も 減販で適正在庫も需給緩和
ガソリン在庫は210万KLと適正水準にあるが、販売減少となっているため、需給緩和という受け止め方から、市況が低迷している。
原油価格が急落したこともあり、先物、業転市況が値下がりしており、それに連動して末端市況も値下がりしているが、7月の需要期入りを見込み、市況対策に取り組む動きが出てきている。
ただ、需給が緩和状態での市況対策は難しいため、荷動きが活発化して、需給がタイトになった時期に行なう方向にある。
今後、梅雨が明けて、7月、8月の夏休みシーズンが始まれば、需要増加が見込まれるため需給が締まり、増販が大いに期待できる。
現在、景気回復の遅れから、ユーザーの節約志向が高まり、車の利用回数が減る傾向にあるが、夏の猛暑ともなれば、増販が見込まれるため、好天が続くことを期待する。