2012.07.11 のニュース
ガソリン天候不順で減販 土、日曜日の雨天が影響
ガソリンの販売減が深刻化しており、販売業者は苦戦している。5月~6月の台風、豪雨によって、大幅なガソリン販売減となっている。
7月に入っても、週末は天候不順のため、自助車の利用が減少し、これがガソリン減販に結びついている。
4月~5月は統計の上では増販となっているが、これは前年が東日本大震災の影響によって大幅な減少となっていたためで、例年ベースで見ると、大幅減となる。夏場の増販を期待しているだけに、減販の落差は大きい。その結果、再び価格競争が始まり、末端市況は下落している。
仕切価格が値上がりとなり、販売業者はユーザー転嫁に取り組む方向であるが、減販が続くと、経営が行き詰まってくる可能性がある。今後は、猛暑を期待するしか方策はなく、ガソリン商戦は天候次第となってきた。