2012.07.25 のニュース
WTI反落91.44ドル 週末要因と世界株安で下落
中東情勢の緊迫に 20日のWTI8月限は前日の92.66ドル/バーレルより反落し、終値は1.22ドル値下がりの91.44ドルに収まった。
WTIの先物相場は、9月限が91.83ドル、10月限が92.10ドル、11月限が92.39ドル、12月限が92.71ドル、1月限が93.03ドル、2月限が93.25ドルで取引を終えた。
よって、原油供給が滞るとの懸念を材料に買いが続いていたが、週末を前に持ち高を中立方向に調整する動きがあり、7日続伸にストップがかかった。
また、世界的な株安を受けて、投資家が先行きの不透明さから運用リスクを取りにくくなり、価格変動の大きい原油を手放した。
さらに、外国為替市場でドルがユーロに対して上昇したため、ドル建てで取引される原油相場に割高感が生じ、売りに繋がった。