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ＷＴＩ反発９１．４０ドル

　３日のＷＴI９月限は前日の８７．１３ドル／バーレルより反発し、終値は４．２７ドル値上がりの９１．４０ドルに乗せてきた。
　ＷＴＩの先物相場は、１０月限が９１．６４ドル、１１月限が９１．９３ドル、２月限が９２．３３ドル、１月限が９２．７７ドル、２月限が９３．１３ドル、３月限が９３．３２ドルで取引を終えた。
　なお、ＷＴＩの７月の平均価格は、前作比５．５２ドル値上がりの８７．９３ドルとなった。
　７月発表の雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月と比べると、市場予想を大幅に上回る伸びと示した。これを受けて、景気への懸念が後退し、原油需要に対する見通しが改善された。
　また、株式相場が大幅に上昇したことも好材料となった。一時は９１．７４ドルまで上昇し、７月２０日以来、２週間ぶりの高値を付けた。