2012.08.17 のニュース
WTI反発93.43ドル
14日のWTI9月限は前日の92.73ドル/バーレルより反発し、終値は0.70ドル値上がりの93.43ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、10月限が93.74ドル、11月限が94.07ドル、12月限が94.94ドル、1月限が94.94ドル、2月限が95.32ドル、3月限が95.56ドルで取引を終えた。
7月の小売売上高が発表され、市場予想以上に改善されたことや、ドイツ、フランスの4月~6月期の実質国内総生産(GDP)が前期に比べて予想を上回る伸び率となった。これらの米欧の景気指標の改善によって、原油需要が落ち込まないとの見方から買いが先行した。
また、エネルギー省が15日に発表する週間石油在庫統計によると、原油やガソリンの在庫が減少しているとの予想が広まり、買いを誘った。