日刊ニュース

2012.08.21 のニュース

ガソリン先物も68円へ 原油値上がりで一気に上昇

 原油価格は、WTIが95ドル/バーレル台、中東産が110ドル台に乗せたこともあり、東京工業品取引所の先物市況は、ガソリンが68円/L、灯油が67円と、一気に2円~3円の値上がりとなっている。
 原油価格の上昇は、アメリカの株価の値上がり、各経済指標の好転などが要因となっており、原油価格情勢は大きな変動を迎えている。
 国内市況も仕切価格の大幅値上げを受けて、販売業者は一斉にユーザー転嫁に取り組み、街道沿いのSSではボトム142円が維持されている。
 ガソリンの夏場商戦が終盤に近づいており、現在、ガソリンは140円台相場に乗せているが、今年の4月には150台相場を経験したことから、ユーザーには現行価格に高値感がないようである。そのため、値上がりに対しての反発の様子もなく、また、140円台であると、ユーザーの節約ムードも少ないようである。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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