2012.08.22 のニュース
WTI続伸96.01ドル IEA「備蓄放出、必要なし」で買い
17日のWTI9月限は前日の95.60ドル/バーレルより続伸し、終値は0.41ドル値上がりの96.01ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、10月限が96.32ドル、11月限が96.58ドル、12月限が96.91ドル、1月限が97.33ドル、2月限が97.62ドル、3月限が97.75ドルで取引を終えた。
米政府が石油備蓄の放出を検討しているとの一部報道を受けて、一時的に売りが優勢となったが、国際エネルギー機関(IEA)幹部が報道陣に対して『備蓄放出の必要はない』と述べたことが伝わり、改めて買いが入った。
さらに、中東情勢を背景とした供給不足への懸念が根強く残っており、買いが優勢となった。
そのため、一時5月11日以来、約3力月ぶりの高値となる96.28ドルを付けた。