2012.09.07 のニュース
WTI反落95.30ドル 業況感指数低下で景気減速懸念
4日のWTI10月限は連休前の96.47ドル/バーレルより反落し、終値は1.17ドル値下がりの95.30ドルに収まった。
WTIの先物相場は、11月限が95.64ドル、12月限が95.98ドル、1月限が96.43ドル、2月限が96.83ドル、3月限が97.14ドル、4月限が97.30ドルで取引を終えた。
サプライマネジメント協会(ISM)が発表した8月の製造業景況感指数が市場予想とは反対に前月比で低下となり、2009年7月以来の低水準となった。
これを受けて、景気が減速し、原油の需要が減るとの観測が一斉に広まり、先行き不透明感を背景にして売りが優勢となった。
また、株式相場が下落したため、投資家は迎用リスクを取りにくくなり、価格変動の大きい原油を手放した。