2012.09.25 のニュース
WTI続落91.87ドル 中国景気低迷で原油需要に懸念
20日のWTI10月限は前日の91.98ドル/バーレルより小幅に続落し、終値は0.11ドル値下がりの91.87ドルに収まった。
WTIの先物相場は、11月限が92.42ドル、12月限が92.74ドル、1月限が93.10ドル、2月限が93.46ドル、3月限が93.74ドル、4月限が93.93ドルで取引を終えた。
イギリス金融情報会社が発表した中国の9月の製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が、景気判断の境目である50を引き続き下回った。これを受けて、世界的な景気減速懸念が強まり、原油需要が伸び悩むとの見方から売りが先行した。
一方、原油は現在4日連続で急速な下落を続けていることから、短期的な戻りを期待した買いもあった。
これで、10月物は前日までの3日間で、終値ペースで約7%下落したことになる。