2012.09.26 のニュース
WTI反発92.89ドル 欧州懸念和らぎ、反動買い
21日よりWTIは11月限に入る。前日の92.42ドル/バーレルより反発し、終値は0.47ドル値上がりの92.89に乗せてきた。
WTIの先物相場は、12月限が93.21ドル、1月限が93.58ドル、2月限が93.93ドル、3月限が94.21ドル、4月限が94.39ドル、5月が94.46ドルで取引を終えた。
財政問題に直面するスペインを巡り、EU欧州委員会がスペインと協議しているとのイギリスメディアの報道を受けて、欧州偵務問題の不透明感が和らぎ、相場を押し上げる要因となった。
また、投資家が運用リスクをとる姿勢を強め、買いに入り、一方、相場の下落が続いたため、短期的な戻りが期待する買いも入った。
さらに、外国為替市場でドルがユーロに対して下落し、ドル建てで取引される原油に割安感が生じ、買いを誘った。