2012.09.28 のニュース
WTI続落91.37ドル 原油需要、伸び悩むとの観測で売り
25日のWTI11月限は前日の91.93ドル/バーレルより続落し、終値は0.56ドル値下がりの91.37ドルに収まった。
WTIの先物相場は、12月限が91.71ドル、1月限が92.09ドル、2月限が92.47ドル、3月限が92.77ドル、4月限が92.96ドル、5月限が03.06ドルで取引を終えた。
9月の消費者信頼感指数は市場予想を上回ったが、相場の反応は限られたものであった。その背景には、世界景気が減速しているとの懸念が根強く蔓延しており、原油需要が伸び
悩むとの観測が相場の重荷となった。
さらに、欧州3力国の財務相が銀行の救済策についての声明を発表、6月の合意を白紙に戻すものと警戒され株式相場が下落、投沓家が運用リスクを回避する姿勢を強め、価格変動の大きい原油を手放した。