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ＷＴＩ続落８８．１４ドル　９０ドル割れ、大幅下落

　３日のＷＴＩ１１月限は前日の９１．８９ドル／バーレルより大幅に続落し、終値は３．７５ドル値下がりの８８．１４ドルまで下落した。
　ＷＴＩの先物相場は、１２月限が８８．５２ドル、１月限が８８．９７ドル、２月限が８９．４１ドル、３月限が８９．８０ドル、４月限が９０．０９ドル、５月限が９０．３０ドルで取引を終えた。
　ユーロ圏の９月のサービス業の購買担当者景気指数（ＰＭＩ）確定値が景気判断の境目である５０を引き続き下回った。また、中国の景気動向指標が景気減退を確実に示しており、世界景気の減速懸念を背景にして、原油需要が伸び悩むとの観測が広まり、売りが殺到した。
　一時は８７．７０ドルと８月３日以来、２ヵ月ぶりの安値となり、前日比でみると、５月４日以来、約５ヵ月ぶりの下げ幅となった。