2012.10.18 のニュース
WTI横ばい91.85ドル 利益確定で売り先行も、株高で持ち直し
15日のWTI11月限は前週末の91.86ドル/バーレルよりほぼ横ばいとなり、終値は0.01ドル値下がりの91.85ドルに収まった。
WTIの先物相場は、12月限が92.32ドル、1月限が92.83ドル、2月限が93.31ドル、3月限が93.74ドル、4月限が94.07ドル、5月限が94.32ドルで取引を終えた。
朝方は、最近の取引レンジが上限に近ついたこともあり、利益確定目的の売りが先行し、世界的な景気不透明感などが影響して売りが続いた。
その後、9月の小売売上高が市場予想以上に改善されていたことや、シティグループの決算内容が好感され、株式市場が上昇した。
そのため、市場参加者は運用リスクが取りやすくなり、価格変動の大きい原油買いが膨らみ、相場は持ち直した。