日刊ニュース

2012.10.19 のニュース

WTI反発92.09ドル 買い優勢も、原油在庫増が上値抑える

 16日のWTI11月限は前日の91.85ドル/バーレルより小幅に反発し、終値は0.24ドル値上がりの92.09ドルに乗せてきた。
 WTIの先物相場は、12月限が92.54ドル、1月限が93.04ドル、2月限が93.48ドル、3月限が93.89ドル、4月限が94.20ドル、5月限が94.43ドルで取引を終えた。
 欧州連合(EU)首脳会議を18日~19日に控え、ここへきてスペインがEUに対して金融支援を要請するとの思惑が広がっている。
 ここで、欧州債務問題が解決すれば、投資家が運用リスクをとりやすくなるとの見方が強まり、価格変動の大きい原油買いが優勢となった。また、欧米の株式相場の上昇も原油買いの好材料となった。
 ただ、17日発表となった週間石油在庫統計では、原油の在庫が増加しており、需給緩和の兆候があるとの警戒感が高まり、上値を押さえた。

提供元:株式会社 石油タイムズ社
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