2012.11.02 のニュース
WTI反発85.68ドル 原油需要への警戒感が解消
30日のWTI12月限は前日の85.54ドル/バーレルより小幅に反発し、終値は0.14ドル値上がりの85.68ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、1月限が86.19ドル、2月限が86.73ドル、3月限が87.28ドル、4月限が87.75ドル、5月限が88.17ドル、6月限が88.50ドルで取引を終えた。
東海岸を襲撃したハリケーン「サンディ」が温帯低気圧に変わり、一部石油精製施設が生産を再開するなど、石油関連施設への悪影響が想定したほど大きくなかったとの見方が広まると、短期的な戻りを期待する買いが先行した。
また、市場では「サンディ」による経済的打撃をおそれ、原油需要が落ち込むとの警戒感が前日まで支配していたが、一気に解消され改めて買う動きがあった。