2012.11.06 のニュース
WTI続伸87.09ドル
1日の86.24ドル/バーレルより続伸し、終値は0.85ドル値上がりの87.09ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、1月限が87.57ドル、2月限が88.10ドル、3月限が88.65ドル、4月限が89.14ドル、5月限が89.56ドル、6月限が89.88ドルで取引を終えた。
午前中、石油在庫統計が発表され、原油在庫が前週に比べて市場予想に反して減少していた。これを受けて、需給の引き締まりを見込んだ買いが先行した。
このところ、雇用や個人指標が総じて好調な内容となっており、景気回復により原油需要が増加するとの観測から買われた面もあった。
また、世界有数の原油消費国である中国の製造業景況感指標が改善され、原油需要が伸びるとの観測もあり、好材料に繋がった。
さらに、東海岸を襲撃した「サンディ」の影響で停止していた交通機関や電力設備などが徐々に復旧していることも相場を押し上げる要因となった。