2012.11.09 のニュース
WTI続伸88.71ドル
6日のWTI12月限は前日の85.65ドル/バーレルより続伸し、終値は3.06ドル値上がりの88.71ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、1月限が89.17ドル、2月限が89.73ドル、3月限が90.32ドル、4月限が90.37ドル、5月限が91.33ドル、6月限が91.64ドルで取引を終えた。
大統領選挙の結果が明らかとなり、経済政策などの先行き不透明感が弱まれば、投資家心理が改善に向かい、資金が流入するとみた買いが入った。
また、株式相場の大幅高を受けて、投資家が運用リスクを取りやすくなり、価格変動の大きい原油に買いを入れた。
原油期近物は前週以降、ほぼ4ヵ月ぶりの安値圏で推移していた。そこで、市場参加者の間で売り持ちが積み上がっていたため、買い戻しにより相場を押し上げた面もあった。その結果、上昇幅はほぼ1ヵ月ぶりの上げ幅となった。