2012.11.13 のニュース
WTI反発85.09ドル 大幅下落の反動も上値重い
8日のWTI12月限は前日の84.44ドル/バーレルより反発し、終値は0.65ドル値上がりの85.09ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、1月限が85.56ドル、2月限が86.14ドル、3月限が86.75ドル、4月限が87.35ドル、5月限が87.85ドル、6月限が88.24ドルで取引を終えた。
前日、約4ヵ月ぶりの右値まで大幅に下落した反動により、短期的な戻りを期待した買いが入った。
また、週間の新規失業保険申謂件数が市場予想に反して減少となった。これを受けて、景気が順調に回復し、原油需要が伸びるとの観測が原油の買いを誘った。
一方、大型減税の失効と歳出の強制削減が来年初に同時に起こる「財政の崖」問題において、議会がどのように対処するのかを見極めたいとのムードが強く、そのため、上値は重かった。