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ＷＴＩ続落８７．１８ドル 在庫統計で原油在庫増の観測から売り

　２７日のＷＴＩ１月限は前日の８７．７４ドル／バーレルより続落し、終値は０．５６ドル値下がりの８７．１８ドルに収まった。
　ＷＴＩの先物相場は、２月限が８７．８１ドル、３月限が８８．４７ドル、４月限が８９．０５ドル、５月限が８９．５０ドル、６月限が８９．８４ドル、７月限が９０．０８ドルで取引を終えた。
　２８日に発表される週間石油在庫統計では、原油在庫が増加しているとの観測から、持ち高調整を目的とした売りが目立った。
　また、来年初めに財政の急激な引き締めが起きると云われる「財政の崖」への懸念が相場を支配し、株式相場の下落により、市場参加者が連用リスクを取りにくくなったことなども下落の要因となった。