日刊ニュース

2012.12.14 のニュース

WTI反発85・79㌦ OPEC総会を控え、売買小動き

11日のWTI1月限は前日の85・56㌦/バーレルより小幅に反発し、終値は0・23㌦値上がりの85・79㌦に乗せてきた。
 WTIの先物相場は、2月限が86・32㌦、3月限が86・94㌦、4月限が87・55㌦、5月限が88・11㌦、6月限が88・52㌦、7月限が88・79㌦で取引を終えた。
 「財政の崖」を巡る与野党間の協議が進展しているとの観測が伝わると、景気に悪影響を及ぼしかねない「財政の崖」を回避することが可能とならば、原油需要が伸びるとの見方が広まった。
 ただ、石油輸出国機構(OPEC)総会が翌日に開かれ、加盟国の目標生産枠が据え置かれるとの憶測が相場を支配した。そのため、結果を見極めるまで売買を手控える動きもみられた。
 午後には一時85・21㌦まで下落し、11月16日以来ほぼ1ヶ月ぶりの安値を付ける場面があったが、前日の終値を挟んでの小動きにとどまった。

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