2012.12.20 のニュース
WTI続伸87.20ドル 財政懸念和らぎ、原油需要増に期待
17日のWTI1月限は前週末の86.73ドル/バーレルより続伸し、終値は0.47ドル値上がりの87.20ドルに乗せてきた。
WTIの先物相場は、2月限が87.67ドル、3月限が88.17ドル、4月限が88.65ドル、5月限が89.09ドル、6月限が89.40ドル、7月限が89.60ドルで取引を終えた。「財政の崖」問題の回避に向けて、政府と議会の交渉が進んでいるとの見方が伝わると、財政問題の不透明感がやや和らぎ、原油需要は順調に伸びるとの見方が出た。
また、投資家心理か改善され、運用リスクの大きい原油に需給の引き締まりを意識した買いが入った。
さらに、株式相場の上昇により上伸した場面もあった。