2010.06.22 のニュース
原油上昇で状況変化 仕切値、連続して据え置き -ガソリン市況は下げ止め-
原油価格(WTI)は76~77ドル/バーレル台へと値上がりし、中東産原油も追随しほぼ同水準となっているため、仕切価格は再び値上がりとなりそうである。出光興産は19日から、ガソリンの仕切価格は据え置きとなっているため、末端市況の下落に歯止めをかけることがポイントとなってきた。ガソリン市況は2週連続で据え置きとなっているのと、原油価格が値上がり傾向をみせているため、状況が変わってきた。石油情報センターの週動向調査価格は138円/Lの横ばいとなっているが、都市部ではボトム134円以上を目安に、市況維持に努めている。HCなどは122円へ値下がりしているが、これが底値とみられ、今後は値上がりとなりそうである。