2013.01.11 のニュース
WTI反落93.15ドル 株価下落で売り優勢も、底堅い
8日のWTI2月限は前日の93.19ドル/バーレルより反落し、終値は0.04ドル値下がりの93.15ドルに収まった。
WTIの先物相場は、3月限が93.60ドル、4月限が94.02ドル、5月限が94.38ドル、6月限が94.65ドル、7月限が94.81ドル、8月限が94.84ドルで取引を終えた。
株式相場が下落し、投資家が運用リスクを取りにくくなるとの見方から、価格変動の大きい原油を手放した。
また、翌9日発表の週間石油在庫統計で原油在庫が増加するとの見通しが伝わると、相場の重荷になった。
ただ、エネルギー情報局(EIA)が、米国の原油消費が向こう2年間で徐々に高まるとの見通しを発表したことから、需給の緩みへの警戒感が和らぎ、取引終了に下げ幅を縮めた。