2013.02.05 のニュース
石油統計速報―12月分― ガソリン販売2.3%増・燃料油1.4%増
経済産業省が発表した12月の「石油統計速報」によると、燃料油の国内販売合計が1992・0万KLとなり、前年同月に比べると1.4%の増加となり、2ヵ月連続して前年を上回った。
油種別の販売量をみると、ガソリンが516・1万KLとなり前年同月比2.3%減、ナフサが392.0万KLとなり2・7%増、ジェット燃料油が31・5万KLとなり0.6%減、灯油が338・4万KLとなり4・7%増、軽油が309・3万KLとなり3・2%増、油が150・3万KLとなり3・8%減、B・C重油が254・3万KLとなり4・5%増となった。
燃料油の生産が1758・5万KLとなり前年同月比2・9%増と6ヵ月ぶりに前年を上回った。輸入が344・7万KLとなり1.0%減と2ヵ月連続して前年を下回った。輸出が188・9万KLとなり6・5%減と2ヵ月ぶりに前年を下回った。在庫が1078・4万KLとなり4.0%減と2ヵ月連続して前年を下回った。
原油輸入量の国別にみると、サウジアラビアが568万KLとなり前年同月比6・1%増、アラブ首長国連邦が437万KLとなり0.2%減、カタールが236万KLとなり5・5%増、クウェートが160万KLとなり8・7%増、イランが103万KLとなり36.9%減となった。なお、今月の中東依存度は84.5%、前年同月に比べると1・4ポイント増と4ヵ月ぶりに前年を上回った。