2013.02.12 のニュース
ガソリン在庫200万KL割る 低位で推移、需給は締まる ~値上げ環境、整備される~
灯油在庫(2日)は217万KLとなり、前週比8万KLの増加となったが、ガソリンと同様タイトな状況となっている。
販売は、寒気団の南下により堅調を維持している。6日には関東地区での大雪予報が発令され、積雪による交通機関への悪影響が懸念されたが、予報が外れたため、杞憂に終わった。
仮に、積雪によりローリー輸送に支障が生じた場合など、供給不足が必ず問題視されるため、業界は、この時期の天候に対しては最大限の注意を払っている。
現在、灯油の仕切価格は連続値上げとなり、末端市況は10週連続で値上がりしている。みずほ総合研究所の週動向調査(4日)をみると、SS店頭価格は100円/L(1800円/18L)台に乗せ、配達価格は110円程度となっている。
そのため、高値感が伴うが、販売シーズン終了が近づいていることもあり、販売数量に関しては、何ら間題はないとみられる。