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ＷＴＩ続伸９１・９５ドル　景気回復での原油需要増に期待

８日のＷＴＩ４月限は前日の91･56㌦/ﾊﾞｰﾚﾙより小幅に続伸し、終値は0･39㌦値上がりの91･95㌦に乗せてきた。
　ＷＴＩの先物相場は、５月限が92･43㌦、６月限が92･79㌦、７月限が93･01㌦、８月限が93･06㌦、９月限が92･97㌦１０月限が92･75㌦で取引を終えた。
　２月の統計が発表されると、市場予想を上回り改善となっていた。これを受けて、景気が回復に向かえば原油需要が伸びるとの期待感から買いが広まった。
　また、株式相場が上昇し、投資家は運用リスクを取りやすくなり、価格変動の大きい原油に買いを入れた。
　ただ、外国為替市場でドルがユーロなどに対して上昇したため、ドル建てで取引される原油に割高感が生じ、これが一時的売りを強めた。