2013.03.27 のニュース
WTI反発93・71ドル 景気回復期待根強く、買い
22日のWTI5月限は前日の92・45㌦/バーレルより反発し、終値は1・26㌦値上がりの93・71㌦に乗せてきた。
WTIの先物相場は、6月限が93・96㌦、7月限が94・10㌦、8月限が94・07㌦、9月限が93・84㌦、10月限が93・49㌦、11月限が93・07㌦で取引を終えた。
このところ景気が上向いているとの見方が根強く市場を支配し、株式相場の上昇も投資家には好材料となって、原油需要増への期待感から買いが先行した。
また、北海ブレントとWTIとの価格差を縮小させるとの憶測から、北海ブレントを売ってWTIを買う裁定取引の動きがあった。
実際、原油先物市場では、キプロスへの金融支援を巡る不透明感を背景にして、北海ブレントの先安観が強まっていることは事実である。