2013.05.01 のニュース
WTI続伸93・64ドル 景気先行き不透明感が後退
25日のWTI6月限は前日の91.43㌦/バーレルより続伸し、終値は2.21㌦値上がりの93.64㌦に乗せてきた。
WTIの先物相場は、7月限が93.91㌦、8月限が93.99㌦、9月限が93.82㌦、10月限が93・48㌦、11月限が93.08㌦、12月限が92.68㌦で取引を終えた。
朝方、新規失業保険申請件数が発表されると、前週より大幅な減少となり市場予想をも下回っていた。
この改善を受けて、景気の先行き不透明感が後退し、原油需要が増えるとの観測から買いが優勢となった。
また、6月物はチャート上の節目とされている水準値を上回るたびに、損失を限定する目的の買いが広まり、上昇に弾みがついた。
そのため、一時93.87㌦と11日以来2週間ぶりの高値を付けた場面もあった。