2013.05.10 のニュース
総合エネ調 流通問題を審議 石油のサプライチェーン維持・強化
総合資源エネルギ-調査会総合部会は、第3回会合を下旬に開催し、流通問題を中心に審議に入る。
前回(第2回)は、調達(生産)を中心に審議に入り、福島原発事故後における天然ガスなどの化石燃料の調達、低廉化、供給多角化などを検討している。
今回の流通問題は、東日本大震災による福島原発事故によって指摘されたもので、石油、LPガス、天然ガスのサプライチェーンの維持・強化について、事務局から問題点が提示され検討に入る。
石油業界から、サプライチェーンの維持・強化については、災害時での石油、LPガスの役割、利便性が実証されているため、脱石油政策の見直し、平時からの安定需要の確保などを提言している。
また、SSの過疎化対策については助成を求めている。
LPガスについては、常時軒下在庫を確保しており、災害時の場合、その在庫によって緊急時に対応出来ること、分散型エネルギーの特長を最小限備えていることを強調している。