2013.12.27 のニュース
WTI反発99.22ドル 米原油在庫の減少期待で
24日のNYMEXの原油先物相場は、クリスマス休暇前で薄商いの中、米原油在庫の減少期待から小幅に反発した。WTIの中心限月2月物は前日終値比0.31ドル高の99.22ドルで取引を終了した。3月物の終値は0.45ドル高の99.34ドルだった。
市場は翌25日がクリスマスに伴い休場となるが、米石油協会(API)の週間在庫統計は今夕公表される一方、米エネルギー情報局(EIA)週報の発表は、
27日午前11時にずれこむ。
民間の調査機関によると、20日までの1週間の米原油在庫は前週比230万バーレル減と、4週連続で在庫取り崩しとなる見込みで、原油の需給引き締まり傾同が継続しているとの見方が相場の下値を支えた。
ただ、相場は最近の好調な経済指標を追い風に上昇基調となっているが、その持続性については懐疑的な向きもあり、上値は伸び悩んでいる。